グリーンビルディングの中の活気あるマイクロシティ
持続可能なマイクロシティへのアクセスを可能に
チューリッヒ空港に隣接するスイス最大のサービスセンター「ザ・サークル」。ザ・サークルは、LEED® PLATINUMの認証を受けた環境設計となっており、現代の旅行者、洗練された訪問者やハイスタンダードなテナントのニーズに対応しています。約18万m2の広さで、都市ならではの多様性を存分に取り入れた空間となっています。
場所:スイス、チューリッヒ空港
完成:2020年11月
関連パートナー:KOCH Group AG, SecuSuisse AG
課題
最先端かつ持続可能なアクセスソリューションはどれでしょうか?
柔軟で拡張性のあるアクセスコントロール
スマートフォン経由でのアクセスを含めた、将来の技術に対応したアクセスソリューションの拡張性
センサー付きドアなど、共有エリアから私有エリアへのスムーズで安全な移動
詳細
優れた建築物にふさわしいセキュリティ
20年にわたる強固な協力関係
Flughafen Zurich AGとdormakabaは、20年以上にわたって協業しています。この協業を通して、数え切れないほどの自動ドアシステム、センサー付きドア、センサーバリア、アクセスコンポーネントが開発・納入され、そしてエクソスのアクセスマネジメントシステムについても幾度となく採用されてきました。また、チューリッヒ空港の建物内への人の流れの安全性を確保し、機密性の高いエリアへのアクセスを規制することについても協業しています。さらに、Flughafen Zurich AGはザ・サークルのオペレーションも管理しています。
安全をオペレーションの中核に
人が集まる空間には、セキュリティが欠かせません。非常時には、200以上のアクセスポイントから素早くビルから退去できるよう、非常口・避難路システムである、「SafeRoute」を導入しています。また、物件を保護するために、必要に応じてアクセスを拒否することができるようになっています。
テーラーメイドの避難ルート
ザ・サークルは、モダンなライフスタイルとビジネスの複合施設であるとともに、珍しいブーメラン構造を持つ建築物でもあります。この特徴的な曲線の外観は、非常口や避難経路の設計を複雑なものにしています。また、スイングドアのオペレーターには通常よりも高いパフォーマンスが求められますが、その機能はザ・サークル向けに特別に開発されたファームウェアによって保証されています。
未来に向けての準備
ドアとアクセスコンポーネントの相互作用は、スムーズなオペレーションとアクセスシステムの将来性を確保するために必要不可欠です。今後も引き続きチューリッヒ空港と協力し、ザ・サークルに新しいソリューションや技術を導入していく予定です。